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イソトレチノイン 10mgと20mgの違い|効果・服用期間・副作用をわかりやすく解説

2026年4月15日

ニキビ治療で処方されることのあるイソトレチノイン
「10mgと20mgは何が違うの?」「自分にはどちらが合う?」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、ニキビ(尋常性ざ瘡)治療におけるイソトレチノインの考え方や違いを、分かりやすく解説します。
オンライン診療を検討している方にも参考になる内容です。

イソトレチノイン10mgと20mgの違い

イソトレチノイン10mgと20mgの違いは、単に服用量だけではありません。
治療の進め方や治療期間の目安、副作用の出方などにも違いがあります。

まずは主な違いを簡単に表でまとめました。

比較項目

10mg

20mg

治療の進め方

体の反応を見ながら慎重に進めることが多い

ある程度しっかり皮脂抑制を目指す治療設計になることが多い

治療期間の目安

同じ累積量を目指す場合、1年以上になることもある

半年〜1年程度で目安の累積量に到達するケースが多い

向いているケース

副作用が心配な方、まず低用量から始めたい方

炎症が強いニキビ、体格が大きい方など

副作用の出方

比較的ゆるやかに出ることが多い

乾燥などの副作用が10mgよりは出やすくなることがある

このように、どちらが優れているということではなく、

症状・体重・既往歴・副作用リスクなどを総合的に判断して選択されます。

外用薬や抗菌薬で改善が乏しい場合に検討されることがあります。

※すべてのニキビに必要な治療ではありません。

詳しくまとめた記事がありますのでこちらもご参照ください!

10mgと20mgの特徴

【10mg】の特徴

・比較的穏やかな治療設計に用いられることが多い

・副作用リスクを慎重に見ながら開始しやすい

・体重が軽い方や副作用が心配な方に検討されることがある

・長めの治療期間設計になる場合がある

「まずは体への影響を見ながら進めたい」というケースで選択されることがあります。

【20mg】の特徴

・ある程度しっかり皮脂抑制を狙う設計

・体格が大きい方や炎症が強い場合に検討されやすい

・効果発現が比較的早く感じられることがある

・その分、副作用管理も重要

症状の強さに応じて、医師が総合的に判断します。

使用期間・用量の考え方

イソトレチノインは体重あたりの累積投与量を目安に設計されることが多い薬です。

  • 10mgでゆっくり進める
  • 20mgで一定期間使用する
  • 途中で用量調整する

このように治療を進めていく方法がありますが「どちらが必ず良い」というものではなく、
安全性と効果のバランスを見ながら調整する治療です。

当院のオンライン診療での実例では、炎症がしっかりある中等症〜重症ニキビの方では、20mgで開始するケースが比較的多く見られます。体重にもよりますが、20mgで治療を進めた場合、半年〜1年以内に目安となる累積量に到達することが多い傾向です。

一方で、10mgから開始する場合は、副作用リスクを抑えながら慎重に進められるメリットがあります。ただし、同じ累積量を目指す場合、治療期間は1年以上に及ぶこともあります。

イソトレチノインの用量はどう決まる?

イソトレチノインの用量は、「10mgか20mgか」という単純な違いだけで決まるものではありません。
実際の診療では、体重・ニキビの重症度・副作用リスク・治療期間の設計などを総合的に考慮して決められます。

また、イソトレチノイン治療では「累積投与量」という考え方が重要とされています。
これは、治療期間中にどれくらいの総量を服用するかという目安です。

体重による用量の目安

イソトレチノインの服用量は、一般的に体重あたりの投与量を参考に設定されることが多いとされています。

目安としては、
1日あたり体重1kgにつき0.5mg前後から開始されることが多い傾向にあります。

例えば体重別のイメージは以下のようになります。

体重

用量の目安

40kg前後

10mg程度

50kg前後

10〜20mg

60kg前後

20mg程度

ただし、これはあくまで目安であり、実際の診療では以下のような点も考慮されます。

  • ニキビの炎症の強さ
  • これまでの治療歴
  • 副作用の出やすさ
  • 血液検査の結果

そのため、必ずしも体重だけで用量が決まるわけではありません。

イソトレチノインの累積投与量とは

イソトレチノイン治療では、累積投与量(治療期間中に服用する総量)という考え方がよく用いられます。

一般的には、
体重1kgあたり120〜150mg程度を目安に治療設計されることが多いとされています。

例えば体重50kgの場合、累積投与量の目安は約6,000〜7,500mgです。

この累積量に到達するまでの期間は、服用量によって変わります。

10mgの場合:1年以上かかるケースもある

20mgの場合:半年〜1年程度で到達することが多い

ただし、これはあくまで一般的な目安であり、症状の改善状況や副作用の有無によって調整されることがあります。

イソトレチノイン治療では、短期間での服用量だけでなく、長期的な治療設計が重要とされています。

イソトレチノインとは何か?

イソトレチノインは、重症〜中等症の【尋常性ざ瘡(ニキビ)】に使用される内服薬です。

主な作用

  1. 皮脂分泌を抑制
  2. 毛穴の詰まりを改善
  3. 炎症を抑える

イソトレチノインが検討される主なケース

症状・状況①:中等症〜重症の炎症性ニキビ

赤く腫れたニキビや膿を伴うニキビが広範囲にある場合。


症状・状況②:再発を繰り返すニキビ

一時的に良くなっても、治療をやめると再発するケース。


症状・状況③:ニキビ跡リスクが高い場合

クレーター状の瘢痕ができやすい体質の場合。

※イソトレチノインはすべての人に必要な治療ではありません。
軽症ニキビでは外用治療が基本となります。

イソトレチノインを始めるには?

イソトレチノインは国内未承認薬

イソトレチノインは、日本ではニキビ(尋常性ざ瘡)治療薬として厚生労働省の承認を受けていない未承認医薬品です。

安全性の観点から推奨されません。

・個人輸入での自己判断使用
・医師の管理なしでの服用
・血液検査を行わない継続使用

未承認薬であるからこそ、
医師による診察・副作用管理・用量設計が重要になります

だからこそオンライン診療という選択肢

イソトレチノイン治療は、

  • 定期的な診察
  • 副作用チェック
  • 必要に応じた血液検査
  • 用量調整

といった継続的なフォローが不可欠です。

通院が難しい方にとっては、継続管理が負担になることもあります。

当院では、こうした背景を踏まえ、医師管理のもとで安全性に配慮したオンライン診療体制を整えています。

オンライン診療でイソトレチノインを処方する流れ

イソトレチノインはオンライン診療でも処方可能です。 当院では以下の流れで診療を行っています。

  • STEP1

    WEB予約・事前問診

    ニキビの症状、既往歴、現在服用中のお薬などをご入力いただきます。

  • STEP2

    医師によるオンライン診察

    Zoom、またはお電話にて診察を行います。診察時間は10分程度です。

  • STEP3

    処方・決済

    医師が適切と判断した場合にのみ処方となります。

    お得な定期クーポンもございますのでご活用ください。

  • STEP4

    ご自宅へお薬を配送

    最短で1~3日以内に到着します(地域により異なります)。

  • STEP5

    定期フォロー・用量調整

    ご不安な点などいつでもご相談可能です。

    用量の変更、お薬の再開などお気軽にお問合せください。

よくある質問

question

イソトレチノインは10mgと20mgどちらが効果的ですか?

answer

効果の強さは用量に比例する傾向があり、一般的には20mgの方が皮脂分泌の抑制作用をより実感しやすいとされています。

ただし、イソトレチノインは単純に「量が多い=良い」というものではありません。

  • 副作用を抑えながら慎重に進めたい場合は10mg
  • 炎症が強く、しっかり効果を出したい場合は20mg

といったように、症状や体重、既往歴などを踏まえて医師が判断します。

どちらが適しているかは個人差があるため、自己判断ではなく医師と相談しながら決めることが大切です。

question

イソトレチノインはどれくらいの期間服用が必要ですか?

answer

イソトレチノインの服用期間は個人差がありますが、一般的には数か月〜1年程度が目安とされることが多いです。

これは「体重あたりの累積投与量(極量=体重×120〜150mg)」を基準に治療計画が立てられるためです。

例えば、

  • 20mgで治療する場合:半年〜1年程度
  • 10mgで治療する場合:1年以上かかることもある

といったように、用量によって期間が変わることがあります。

また、途中で用量調整が行われることもあるため、定期的な診察のもとで継続することが重要です。

question

10mgと20mgで副作用の違いはありますか?

answer

副作用の種類自体は大きく変わりませんが、用量が多いほど副作用が出やすくなる傾向があります。

主な副作用としては、

  • 唇や皮膚の乾燥
  • 目や鼻の乾燥
  • 一時的なニキビの悪化(初期反応・好転反応)
  • 血液検査での脂質・肝機能の変化

など

20mgではこれらの症状を感じやすいことがあるため、
副作用が心配な場合は10mgから開始するケースや一定期間副作用軽減薬を内服するケースもあります

いずれの用量でも、医師の管理のもとで経過を確認しながら使用することが重要です。

気になる症状がある場合は、早めに相談するようにしましょう。

まとめ

イソトレチノイン10mgと20mgの違いは、

  • 量だけでなく「治療設計」
  • 副作用管理の考え方
  • 症状の重さへの対応方法

など、治療の進め方全体に関わる違いです。

どちらが良い・悪いではなく、
あなたのニキビの状態と体質に合った選択が大切です。

繰り返すニキビでお悩みの方は、対面診療だけでなくオンライン診療という選択肢もあります。

まずは医師に相談し、ご自身に適した治療方針を確認することが、安心への第一歩です。

重症ニキビや繰り返すニキビでお悩みの方は
Mimipoで無料オンライン相談!

繰り返すニキビや、これまでの治療で十分な改善が得られなかった方は、イソトレチノインという選択肢を検討するタイミングかもしれません。

当院のオンライン診療では、医師による丁寧な問診を行い、症状の程度・既往歴・副作用リスクを総合的に判断したうえで治療方針をご提案しています。初診からオンラインで完結可能で、定期的なフォローや必要に応じた血液検査のご案内も行っています。

イソトレチノインは適切な管理のもとで使用することが重要な治療です。自己判断ではなく、まずは医師にご相談ください。

三浦 直美

目白ホワイトクリニック
三浦 直美 医師
皮膚科 / 産婦人科(産科/婦人科)

クリニックについて

美容医療、内科、産婦人科、歯科を展開する目白のクリニック。オンライン診療も行っており、年間数万人の患者を診察している。

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