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尿素とは?効果・使い方・濃度の選び方を徹底解説|乾燥・ひび割れに効く理由

2025年12月12日

乾燥やガサつき、かかとのひび割れで「尿素入りクリーム」という言葉を耳にしたことはありませんか?
尿素(にょうそ)は、肌のうるおいを守る“天然保湿因子(NMF)”の一つであり、肌を柔らかく整える働きをもつ成分です。

今回は、「尿素とは何か」「どんなときに役立つのか」そして「使う際の注意点」までをやさしく解説します。

尿素とは?

尿素は、体内のたんぱく質が分解される過程で自然に生成される物質であり、人間の皮膚や汗にも存在する天然保湿因子(NMF)の一つです。
皮膚の角質層に含まれるNMF(アミノ酸、乳酸、尿素など)は、角質層の水分を保持する役割を担っており、尿素は特に角質層の水分量を増加させ、かたくなった古い角質を柔らかくする特徴があります。
また、無臭、無色透明で水に溶けやすいという物理的特性を持ちます。

尿素の働き

尿素は、角質層の水分保持力を高めることで優れた保湿効果を発揮します。
皮膚に浸透して水分を引き寄せるだけでなく、硬くなった角質をやわらかくし、なめらかな肌に整える働きもあります。さらに、角質細胞の代謝をサポートしてターンオーバーを促進することで、
乾燥による白い粉ふき・くすみの改善にも役立つとされています。

この特性により、尿素クリームは乾燥しやすい「ひじ・ひざ・かかと」などの部位に使うと効果的です。
古い角質が除去され、肌のしっとり感が回復するとともに、かゆみや荒れた肌の不快感も軽減されます。

尿素の美容効果

尿素は、単なる保湿成分ではなく、「角質を柔らかくし、水分を抱え込む」という2つの働きを兼ね備えています。
乾燥・硬化・ひび割れなどのごわついた肌トラブルに効果的にアプローチできます。

働き

メカニズム

主な効果・使用部位

保湿作用

水分を抱え込み、蒸発を防ぐ

手・顔・体全体の乾燥肌ケア

角質軟化作用

古い角質をやわらげる

かかと、ひじ、ひざ、手指のガサつき・ひび割れ

ターンオーバー促進

古い角質を除去し新陳代謝をサポート

くすみやごわつきの改善

肌の柔軟化

硬化した角質層をやわらげる

手荒れ・角化症予防

尿素とその他の保湿成分の違い

尿素は、ヒアルロン酸やセラミドと併用することで、角質を整えつつうるおいを閉じ込める理想的な組み合わせになります。

成分名

主な作用

特徴

尿素

保湿+角質軟化

ごわつき・硬化部位にも◎

ヒアルロン酸

水分保持

即効性があり、表面のうるおいをキープ

セラミド

バリア機能強化

敏感肌の乾燥ケアに最適

グリセリン

保湿補助

他成分との組み合わせで安定性が高い

「尿素濃度」の使い分け

尿素は濃度によって働きが異なります。肌状態に合わせて選ぶのがポイントです。

尿素濃度:1〜5%

顔や全身の保湿用(化粧水・乳液・クリーム)におすすめ
※低刺激で毎日使用OK。敏感肌にも◎

尿素濃度:10%前後

手荒れ・乾燥肌(ハンドクリームなど)におすすめ
※保湿+角質軟化のバランスが良い

尿素濃度:20%以上

かかと・ひじ・角化症ケアにおすすめ
※角質軟化効果が強いため、刺激を感じる場合あり

使用上の注意点

初めて使用する場合は刺激などが発生しないか確認するために少量から始め、適切な部位にのみ使用してください。
安全で効果的な使用を心がけることで、尿素の効果を最大限に引き出せます。

濃度の高い製品は顔に使用しない

濃度が10%以上の尿素は、原則として「顔には使わない」ことが推奨されます。
顔の皮膚は薄いため、尿素20%以上の高濃度クリームは刺激となることがあります。

傷や炎症部位には使用しない

ひび割れや湿疹など、皮膚バリアが弱っている部分に塗るとしみる場合があります。

紫外線対策も忘れずに

角質ケア後は肌が一時的に敏感になるため、日中は日焼け止めを併用しましょう。

まとめ

尿素は、肌が本来持っている天然の保湿成分。
水分を抱え込み、硬くなった角質をやわらげることで、なめらかでしっとりした肌を取り戻すサポートをします。

乾燥・ひび割れ・ごわつきに悩む方は、濃度や部位に合わせた尿素配合アイテムを選んで、
毎日のスキンケアやハンドケアに取り入れてみてください。

肌本来のうるおいを引き出し、触れるたびにしなやかさを感じられる肌へ導きます。

よくある質問(FAQ)

question

尿素は「尿」からできているのですか?

answer

名前に「尿」とありますが、スキンケアに使われる尿素はすべて合成されたものです。
人の体内にある成分と同じ構造を持ち、安全で清潔な化学合成物なのでご安心ください。

question

尿素入りクリームは毎日使って大丈夫?

answer

濃度が10%以下の製品であれば、毎日の保湿ケアとして問題ありません。
ただし、濃度20%以上の“角質ケア用”クリームは、週2〜3回程度の使用がおすすめです。

question

手やかかと以外にも使えますか?

answer

乾燥が気になるすね・ひじ・ひざなどにも使えます。
顔に使用する場合は、必ず低濃度(5%以下)の化粧品を選びましょう。

question

尿素はどんな肌タイプにおすすめ?

answer

乾燥肌、硬くごわついた肌、角質肥厚タイプの方に特におすすめです。
ただし、敏感肌や炎症がある場合は刺激を感じることがあるため、パッチテストを行うと安心です。

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