scrollMimipo Logo

夕方くすみの原因は?どんより肌に見える理由と改善習慣を解説

夕方くすみの原因は?どんより肌に見える理由と改善習慣を解説

なぜ夕方になると顔がくすむの?

朝はメイクノリがよく、鏡に映る肌も明るいのに、夕方になると「顔色が冴えない」と感じることはありませんか?
夕方に肌が暗く見えるときは、日中の乾燥や皮脂、メイクのよれなど、複数の要因が関係していることがあります。[1][4]くすんで見えるだけで、代謝や血流の低下が起きているとは判断できません。

この記事では、乾燥・血色の変化・糖化などの長期的な肌変化・皮脂やメイク崩れの4つの視点から、くすんで見える理由を整理します。これらは診断のための分類ではなく、原因は重なることもあります。[3]

夕方に気になるときのケアと、症状に応じて医師へ相談したいケースを解説します。

セルフケア

まずは保湿や紫外線対策、メイクの状態を見直しましょう。食事や睡眠も、無理なく整えることが大切です。

美容内服

セルフケアを見直しても色ムラが気になる場合は、医師に相談できます。症状に応じて、美容内服などが適しているかを確認しましょう。

夕方くすみの原因とメカニズム、そして今から実践できる改善方法を解説します。

夕方くすみの主な原因

「くすみ」は、肌の明るさやツヤが失われて見える状態を表す言葉です。日中の変化によるものと、以前からある肌の色ムラが目立って見えるものを分けて考えましょう。

乾燥によるくすみ

冷暖房などで空気が乾燥すると、肌の水分が失われやすくなります。乾燥してキメが乱れたり、粉っぽくなったりすると、ツヤが乏しく、くすんで見えることがあります。

朝の保湿が十分か、日中につっぱりや粉浮きが出ていないかを確認しましょう。乾燥とメイク崩れが重なって目立つ場合もあります。[1][2]

血色の変化とくすみ

肌の色は血流などの影響も受けますが、「疲れて見える」「夕方に暗く見える」という印象だけで、血行不良が原因とは判断できません。

冷えや長時間の同じ姿勢が気になる場合は、室温や服装を調整し、合間に立ち上がるなど、無理のない範囲で体を動かしましょう。

糖化などの長期的な肌変化

糖化とは、糖がたんぱく質などと反応し、AGEs(終末糖化産物)と呼ばれる物質ができる現象です。皮膚のたんぱく質に蓄積するAGEsは、加齢に伴う肌の変化との関連が研究されています。[5]

ただし、朝から夕方までの数時間で糖化が進んだから顔が暗くなる、と説明できるものではありません。また、肌が黄色っぽく見えるだけで糖化が原因と判断することもできません。

AGEs

AGEsは、糖とたんぱく質などが反応してできる物質の総称です。加齢や代謝の状態などと関連して蓄積しますが、見た目だけで量や影響を判断することはできません。[5]

皮脂やメイク崩れも関係

日中に皮脂や汗が増えると、ファンデーションがよれたり、粉体が集まったりして、塗った直後とは見え方が変わることがあります。

夕方に暗く見える原因を、すべて皮脂やファンデーションの「酸化」と説明することはできません。テカリやよれがある場合は、こすらずに余分な皮脂を押さえ、必要な部分だけ薄く直しましょう。[4]

アラフォー世代も確認したい、くすみの見え方

肌の状態は年齢だけで決まるものではありません。以下は、気になる変化を確認するための目安です。見た目だけで原因を決めたり、薬を選んだりするための表ではありません。

確認する視点

気づきやすい変化

注意点

乾燥くすみ

粉っぽさ、つっぱり、

ツヤの低下

乾燥とメイク崩れが重なる場合もある

血色

顔色が冴えないように感じる

見た目だけで血行不良とは判断できない

長期的な肌の色の変化

メイクを落としても色ムラが気になる

糖化や色素沈着などの原因は、見た目だけでは確定できない

皮脂・メイク

テカリ、よれ、朝と夕方の色の違い

酸化だけが原因とは限らない

今日からできる5つのくすみ改善習慣

朝夜の保湿を見直す

洗顔後は肌に合う乳液やクリームなどで保湿し、乾燥を防ぎましょう。セラミドやヒアルロン酸などを含む保湿剤も選択肢です。

化粧水・美容液・クリームを必ずすべて使う必要はありません。肌の状態に合わせて選び、日中は日焼け止めや帽子などの紫外線対策も取り入れてください。

冷え対策と無理のない運動を取り入れる

体が冷えすぎないよう室温や服装を調整し、長時間座り続けるときは、合間に立ったり軽く体を動かしたりしましょう。

顔に熱いタオルを当ててから冷水で冷やす方法を、くすみ対策として行う必要はありません。洗顔はぬるま湯でやさしく行い、こすりすぎを避けてください。

食事のバランスを整える

主食・主菜・副菜をそろえ、甘い飲み物や菓子類に偏らない食事を意識しましょう。白米などの主食を一律に避けたり、極端な糖質制限をしたりする必要はありません。

食事の見直しは健康管理の基本ですが、低GI食品を選べば夕方のくすみが改善する、とまでは言えません。[6]

睡眠の質を上げる

十分な睡眠を取れるよう、起床時刻や寝室の環境を整えましょう。寝る前のスマートフォンの使用や、夕方以降のカフェイン摂取を控えることも、睡眠を見直す方法の一つです。[7]

メイクでトーンアップ下地を活用

ピンクやラベンダー系などのコントロールカラーは、肌の色に合わせて使うことで、メイクによって色ムラを目立ちにくくできます。

夕方に気になるときは、余分な皮脂やよれを軽く押さえ、必要な部分だけ薄く直しましょう。トーンアップ下地は見え方を補うもので、くすみの原因を治療するものではありません。

くすみが気になるときの選択肢【美容内服】

スキンケアを見直しても色ムラが気になる場合は、医師に相談して原因を確認する方法があります。肝斑や炎症後の色素沈着などでは、症状に応じて内服薬が検討されることがあります。[9][10]

一方、乾燥やメイク崩れによる見え方の変化に、必ず美容内服が必要というわけではありません。使う薬は、診察で確認した症状や体質に合わせて選びます。

スキンケアにプラスする、内側からのケア【美容内服】

「保湿やメイクを工夫しても、肌の色ムラが気になる」
そんなときは、スキンケアに加えて美容内服を相談する方法があります。薬ごとの働きを知り、自分の悩みに合うケアを医師と考えていきましょう。

【抗酸化と肌の色素への働きに着目|グルタチオン】

グルタチオンは、もともと体内にも存在し、抗酸化の働きを担う成分です。肌の色素への働きも研究されており、小規模な内服試験では、一部の測定部位で、プラセボと比べて肌のメラニン量を示す指標が低下したことが報告されています。[8]

「外側からのケアに加えて、美容内服も取り入れたい」という方は、グルタチオンが自分に合うか相談してみましょう。Mimipoでは、グルタチオンの内服についてオンラインで診察を受け、処方されたお薬を自宅で受け取れます。

Mimipoのグルタチオン|治療内容・料金を見る⁠

【メラニンに働きかけ、色素沈着をケア|シナール】

シナールは、ビタミンCとパントテン酸カルシウムを組み合わせた内服薬です。メラニンの生成を抑え、すでにできたメラニンの還元を促す働きがあります。ニキビや肌荒れのあとに残る茶色い色素沈着など、炎症後の色素沈着の治療に用いられます。[9]

【肝斑による色ムラの改善を目指す|トラネキサム酸】

トラネキサム酸は、肝斑の内服治療で改善が報告されている成分です。肝斑と診断された方の色ムラに対して、紫外線対策などと組み合わせて治療に用いられます。スキンケアだけでは変化を感じにくい場合も、原因を確認することで、内服治療という選択肢につながります。[10]

【血行と抗酸化、2つの働き|ビタミンE(ユベラ)】

ユベラは、末梢の血行を促す作用と、脂質の酸化を抑える作用を持つビタミンE製剤です。末梢循環障害や過酸化脂質の増加防止などに用いられます。美容目的では、こうした働きに着目し、肌の悩みや体質を踏まえて、医師が使用の必要性を判断します。[11]

美容内服を検討する方へ

薬ごとに期待できる働きや適した症状は異なります。グルタチオンの色素への研究は小規模な試験に基づくもので、Mimipoの取り扱い製剤そのものの効果を保証するものではありません。


医療用トラネキサム酸の肝斑への使用や、ユベラの美白・くすみ改善を目的とする使用は適応外です。胃部不快感・下痢・発疹などの副作用が出る場合があり、特にトラネキサム酸では血栓症の既往やリスク、腎機能、飲み合わせの確認が必要です。持病や使用中の薬を伝え、種類・組み合わせ・使用期間を医師と相談しましょう。

注意事項

医療用医薬品を使う場合は、医師が症状や持病、使用中の薬を確認して処方します。美容目的の診療は自由診療となる場合があり、薬によっては適応外使用にあたります。

使用期間や効果を確認する時期は、薬と症状によって異なります。効果が感じられないまま長く飲み続けず、経過を医師に共有しましょう。

内服薬では、胃部不快感、下痢、発疹などの副作用が出る場合があります。注意点は薬ごとに異なり、トラネキサム酸では血栓症の既往やリスクなどの確認が特に重要です。持病や使用中の薬、妊娠・授乳の有無を診察時に伝えてください。

セルフケアで変化が見られないときは

保湿やメイクの見直しをしても色ムラが気になる場合は、皮膚科で相談しましょう。乾燥だけでなく、肝斑や炎症後の色素沈着などが関係しているかを確認し、症状に応じて治療を検討します。

  • ビタミン導入(イオン導入):微弱な電流を利用して、ビタミンCなどの成分の皮膚への浸透を助ける施術です。使用する成分や目的によって効果は異なり、「肌の酸化・糖化を抑える」と一括りには説明できません。
  • ピーリング:薬剤によって皮膚表面の角質などに働きかける施術です。肌の状態に応じて検討しますが、刺激や赤み、色素沈着が起こる場合もあるため、適応の判断が必要です。
  • トーニングなどのレーザー治療:色素斑に対する治療として検討されますが、血流を整えるための治療ではありません。特に肝斑では、治療による悪化や色素脱失などのリスクもあるため、診断に基づいて施術を選びます。

医師と相談しながら、生活ケアと併用していくとより効果的です。

また通院の時間が取れない方は、オンライン診療で医師に相談する方法もあります。肌の写真をもとに、くすみのタイプと内服の提案を受けることができます。

まとめ

夕方のくすみは、乾燥やメイクの状態から見直しましょう。

夕方に肌がくすんで見える理由には、乾燥や皮脂、メイクのよれなどが関係することがあります。一方、糖化などの長期的な肌変化と、朝から夕方までの見え方の変化は分けて考える必要があります。

まずは保湿と紫外線対策、メイクの見直しを行い、食事や睡眠も無理なく整えましょう。

それでも色ムラが気になる場合は、医師に相談できます。症状に応じて美容内服などが適しているかを確認し、自分に合った方法を選ぶことが大切です。

FAQ

A

「夕方くすみ」は病名ではなく、夕方になると肌が暗く見えるという変化を表した言葉です。乾燥やメイク崩れなどが関係する場合がありますが、時間帯だけで原因は判断できません。メイクを落としても色ムラが気になる場合は、診察で確認しましょう。

A

粉っぽさやつっぱり、テカリ、メイクのよれなどは確認の手がかりになりますが、見た目だけで原因は確定できません。「黄色いから糖化」「疲れて見えるから血行不良」と決めつけず、気になる状態が続く場合は医師に相談してください。

A

甘い飲み物や菓子類に偏らず、主食・主菜・副菜をそろえた食事を心がけましょう。極端な糖質制限は必要ありません。特定の食品や飲み物だけで、夕方のくすみが改善するとは言えません。

A

サプリメントは栄養を補うための食品であり、くすみの原因を診断したり治療したりするものではありません。一方で、気になる程度が強いから必ず医薬品が必要というわけでもありません。色ムラが続く場合は原因を確認し、内服薬などが適しているかを医師と相談しましょう。

※本記事で紹介する薬の一部は、症状や使用目的によって適応外使用にあたります。期待できる効果とリスク、費用について医師の説明を受けてください。適応外使用による健康被害は、医薬品副作用被害救済制度の対象とならない場合があります。[12]

参考文献・出典

[1]American Academy of Dermatology Association「Dermatologists' top tips for relieving dry skin」
2026年1月2日更新。参照箇所:ぬるま湯での洗浄、保湿、紫外線対策に関する記載。
https://www.aad.org/skin-care-basics/dry-skin-relief

[2]American Academy of Dermatology Association「How to pick the right moisturizer for your skin」
2022年1月25日更新。参照箇所:乾燥肌の保湿剤選びに関する記載。
https://www.aad.org/public/everyday-care/skin-care-basics/dry/pick-moisturizer

[3]日本化粧品技術者会「肌のくすみの計測(第1報)」
1997年、31巻1号、44-51頁。参照箇所:くすみの視感評価と皮膚反射光、メラニン量・血流との関連。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/sccj1979/31/1/31_1_44/_article/-char/ja

[4]日本化粧品技術者会「化粧よれ評価法の開発と化粧下地への応用」
2015年、49巻3号、218-225頁。参照箇所:皮脂や顔の動きによるファンデーションの「とれ」「凝集」と化粧よれ。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/sccj/49/3/49_218/_article/-char/ja/

[5]Dyer DG, Dunn JA, Thorpe SR, et al.「Accumulation of Maillard reaction products in skin collagen in diabetes and aging.」
1993年。参照箇所:皮膚コラーゲンへのAGEs等の蓄積と加齢との関連。
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC443306/

[6]厚生労働省「食生活指針」
2016年改定。参照箇所:「主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを」「無理な減量はやめましょう」など。
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000129379.pdf

[7]厚生労働省「成人のためのGood Sleepガイド―健康づくりのための睡眠ガイド2023―」
2023年。参照箇所:規則正しい起床、睡眠環境、カフェイン、夜間のスマートフォン使用などに関する記載。
https://www.mhlw.go.jp/content/001288005.pdf

[8]Arjinpathana N, Asawanonda P.「Glutathione as an oral whitening agent: a randomized, double-blind, placebo-controlled study.」
2012年。参照箇所:経口グルタチオンと皮膚のメラニン指標を比較した無作為化二重盲検プラセボ対照試験。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/20524875/

[9]PMDA掲載「シナール配合錠・配合顆粒 電子添文」
2023年3月改訂(第1版)。参照箇所:3.1「組成」、4.「効能・効果」、11.2「その他の副作用」、18.1「作用機序」。
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/bookSearch/01/14987087034940

[10]美容医療診療指針作成分科会「美容医療診療指針(令和3年度改訂版)」
2022年。参照箇所:第1章「シミ・イボ」、CQ1-1-2「シミ(肝斑)にレーザーや光治療(IPL)は有効か?」、肝斑に対するトラネキサム酸・低フルエンスQスイッチ1064nm Nd:YAGレーザー等に関する記載。
https://www.dermatol.or.jp/dermatol/wp-content/uploads/xoops/files/guideline/biyo2v.pdf

[11]PMDA掲載「ユベラ錠50mg 電子添文」
2023年9月改訂(第1版)。参照箇所:4.「効能又は効果」、11.2「その他の副作用」、18.「薬効薬理」。
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/bookSearch/01/14987028209406

[12]PMDA「医薬品副作用被害救済制度の給付対象」
参照箇所:医薬品副作用被害救済制度の給付対象・対象外となる場合に関する案内。
https://www.pmda.go.jp/relief-services/adr-sufferers/0011.html

Mimipoオンラインクリニックの
ご案内

baloon-image
Mimi

「通院の時間が取りにくい」「自分に美容内服が合うか相談したい」という方は、Mimipoのオンライン診療をご利用いただけます。

医師が肌の悩みや持病、使用中の薬を確認し、処方の必要性や適した治療を判断します。診察の結果、内服薬が必要と判断された場合は、所定の手続き後に自宅でお薬を受け取れます。

症状によっては、対面診療や検査が必要になることもあります。

https://liff.line.me/2000681635-j8PXdrK5/landing?follow=%40965ibbpq&lp=reCPcq&liff_id=2000681635-j8PXdrK5&entry=media
塩之入 温

目白ホワイトクリニック
塩之入 温 医師
内科(総合内科)

クリニックについて

美容医療、内科、産婦人科、歯科を展開する目白のクリニック。オンライン診療も行っており、年間数万人の患者を診察している。

メインバナー
MimiPo
icon

Category list

カテゴリ一覧

icon

Trend Tags

トレンドタグ

記事画像
ミミポ美容情報部
こんにちは、ミミポ美容情報部です!
私たちは「美しさと健康を両立させる」をテーマに、最新の美容情報をお届けしています。
美しくなることを通じて、心も体もより豊かで自分らしい毎日を過ごせるよう、信頼できる情報を追求し続けています。
肌トラブルの解決法からトレンドの美容ケアまで、皆さまの「もっとキレイ」を叶えるヒントが満載のスキンケアコラムをぜひご覧ください!
メインバナー
MimiPo