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【医師解説】肌は弱酸性が正解?pHバランスと美肌の関係を徹底解説

2025年11月19日

ニキビや乾燥が続くと「肌質のせい?」と思ってしまいますよね。
しかし実は、肌のpHバランスが乱れ、弱酸性が失われていることがトラブルの原因になっているケースも少なくありません。

この記事では、
・肌の理想的なpH値と弱酸性が必要な理由
・今日からできるpHバランスケア

について詳しくご紹介します。

pHバランスとは?

pHとは「酸性・中性・アルカリ性」を示す指標で、0〜14の数値で表されます。

  • 酸性:pH 0〜6
  • 中性:pH 7
  • アルカリ性:pH 8〜14

健康な肌のpH値は「弱酸性」

健康な肌のpH値はおおよそ4.5〜6.0の範囲で、これは「弱酸性」と呼ばれます。
この値により、肌は外的刺激や細菌からの攻撃を防ぎやすい状態を維持できます。
また、弱酸性の環境は「美肌菌」とも呼ばれる表皮ブドウ球菌が最適に活動する環境を提供します。

皮脂膜とpHバランスの関係

pHバランスを安定させるために重要な要素の一つが「皮脂膜」です。
皮脂膜は、皮脂と汗が混ざり合って形成される薄い層で、肌表面を保護する役割を果たしています。
この皮脂膜は通常、弱酸性の状態を保つよう働きます

皮脂膜がうまく機能しない場合、pHバランスが崩れやすくなるため、肌トラブルの原因になり得ます

健康的な肌はなぜ弱酸性?

弱酸性は、肌表面で外的刺激や有害細菌の侵入を防ぎ、常在菌のバランスを保つ役割を果たします。
特に「美肌菌」とも呼ばれる表皮ブドウ球菌は、弱酸性の環境で活発に働き、肌を潤すグリセリンや脂肪酸を生成します。そのため、日常的に肌の弱酸性状態を維持することが、美肌を保つ大きな鍵となります。

美肌メリット
  • 雑菌やアクネ菌の繁殖を抑える
  • うるおいを保ちやすい
  • 外部刺激から肌を守るバリア機能が安定

つまり、弱酸性は「美肌を守る天然の防御システム」なのです。

乾燥肌や脂性肌との関連性

pHバランスの乱れと、乾燥肌や脂性肌と深い関わりがあります。

pHバランスが乱れると乾燥肌になりやすい理由

健康な肌は弱酸性を保つことで、うるおいを逃がさず、外部刺激から肌を守っています。
しかし pH がアルカリ性に傾くと、肌表面の皮脂膜がうまく働かず、次のような状態が起きます。

  • 角質層の水分保持力が低下する
  • セラミドが減少しやすくなる
  • 肌の保護機能が弱まり刺激に敏感になる
日常生活における敏感肌症状のきっかけ
  • 洗浄力の強い洗顔料
  • 長時間高い温度での入浴
pHバランスの乱れは脂性肌の原因にもなる

逆に、pHバランスの乱れが原因で皮脂が過剰に出るケースもあります。
肌が乾燥してバリア機能が低下すると、体はそれを補うために皮脂を過剰分泌し、結果として「脂性肌」に見える状態になるのです。

  • 乾燥による皮脂の過剰分泌
  • Tゾーンのテカリ
  • 化粧崩れ
  • 毛穴の詰まりやニキビ

これらは、実は “乾燥×pHバランスの乱れ” が引き金になっていることも珍しくありません。

pHバランスを整えることで
肌質は安定する

乾燥肌・脂性肌のどちらも、根本には「バリア機能低下」があります。
肌が理想的な弱酸性を保てれば、皮脂・水分のバランスが整い、肌質の安定につながります。

そのため日常的には以下のようなケアが有効です。

  • 弱酸性の洗顔料・クレンジングを選ぶ
  • 洗いすぎ・摩擦を避ける
  • セラミド配合など保湿力の高いスキンケアを使う
  • 適度な保湿と油分補給を行う

肌のpHバランスを整える
簡単ケア方法

健康な肌の弱酸性を保つには、毎日のスキンケアでpHバランスを守ることが大切です。乾燥肌や脂性肌、敏感肌の方でも取り入れやすい簡単なポイントをまとめました。

  1. 弱酸性の洗顔料を使う
     強すぎる洗浄料は皮脂膜を落とし、pHを乱します。低刺激・弱酸性の洗顔料がおすすめです。
  2. 洗顔後はすぐ保湿
     肌がアルカリ性に傾く前に、セラミドやヒアルロン酸入りの化粧水や乳液で潤いを補います。
  3. 皮脂が気になる人も適度な油分を
     乾燥すると皮脂が過剰分泌されるため、軽めの乳液やクリームでバランスを整えましょう。
  4. 摩擦・強いピーリングを避ける
     タオルでゴシゴシ拭く、角質ケアのやりすぎはpH乱れの原因になります。
  5. 紫外線対策を忘れずに
     UVダメージはバリア機能を低下させ、pHバランスも乱しやすくなります。

まとめ

健康的な肌はpH 4.5〜6.0の弱酸性が理想
pHバランスが乱れると、乾燥・敏感肌・ニキビなどの肌トラブルが起きやすい
洗顔や保湿などのスキンケアに加え、生活習慣の見直しも大切

正しいケアを続けることで、健康的で美しい肌を守ることができます

よくある質問(FAQ)

question

肌のpHは自宅で測定できますか?

answer

pH試験紙やスキンチェッカーで目安を確認できますが、正確な数値は皮膚科でのチェックがおすすめです。

question

石けん洗顔は肌に悪い?

answer

一時的にアルカリ性に傾きますが、健康な肌は数時間で弱酸性に戻ります。ただし乾燥肌や敏感肌の人は弱酸性の洗顔料が安心です。

question

pHバランスを整える化粧水は必要ですか?

answer

弱酸性設計のスキンケア用品は肌をやさしく整えるサポートになります。

question

食生活でpHを改善できますか?

answer

ビタミン・ミネラルを含むバランスのよい食事は肌環境を整える助けになります。

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三浦 直美 医師
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