
プラセンタとコラーゲンの違い
【結論:役割が根本的に異なる】
「最近、肌のハリや弾力がなくなってきた気がする…」
「プラセンタとコラーゲン、どっちを取ればいいの?」
年齢を重ねるにつれて気になってくる肌の変化。
美容成分としてよく耳にするプラセンタとコラーゲンですが、実はこの2つはまったく異なる働きを持っています。
本記事では、プラセンタとコラーゲンの違いをわかりやすく解説しながら、肌のハリを取り戻すための正しい選び方をお伝えします。
プラセンタとは?
働き・美容効果をわかりやすく解説
プラセンタ(Placenta)とは、胎盤から抽出される成分のことです。
胎盤は、赤ちゃんに酸素や栄養を届けるための大切な臓器で、生命の発育に必要な栄養を豊富に含んでいます。
プラセンタに含まれる主な成分
- アミノ酸
- タンパク質・ペプチド
- ビタミン・ミネラル
- 成長因子(グロースファクター)
- 酵素
これらが総合的に働くことで、細胞の再生を総合的にサポートするのが、プラセンタの大きな特徴です。
プラセンタの美容効果

肌の真皮層にある「線維芽細胞(せんいがさいぼう)」は、コラーゲンやエラスチンを作り出す細胞。プラセンタはこの細胞に働きかけ、コラーゲン生成を助け、肌のハリや弾力の向上に寄与します。この作用は、プラセンタとコラーゲンの違いとして際立った特徴であり、美肌効果の要となっています。
プラセンタに含まれる成長因子が、新しい細胞の生成を促進。成長因子は細胞分裂を促進し、ダメージを受けた細胞の修復や再生を促す働きをします。これにより、くすみやごわつきが改善され、透明感のある肌へ導きます。
プラセンタには、アミノ酸、ビタミン、ミネラルが含まれています。特に注目されているのが、抗酸化作用を持つビタミン類と成長因子です。これらの成分は、肌の老化を引き起こす活性酸素を抑制し、新しい細胞の生成を促します。
ホルモンバランスの調整にも役立つとされています。その理由の一つが、プラセンタに含まれる成分がホルモンの生成や分泌をサポートし、体内のバランスを整える効果をもたらすためです。
更年期症状や月経周期に伴う不調をやわらげる効果も期待されています。
コラーゲンとは?
肌の土台を支えるタンパク質
コラーゲンは、肌・骨・軟骨など、体を構成するタンパク質の一種です。
私たちの体の約30%がコラーゲンでできており、特に真皮の約70%を占めるほど、肌のハリや弾力を支える重要な成分です。
コラーゲンの働き
コラーゲンは、真皮の中で網目状に構成され、肌を内側から支える土台のような働きをしています。
この構造がしっかりしているほど、肌はふっくら・みずみずしく保たれます。
その他に関節や骨の健康にも寄与するとされています。
しかし、加齢や紫外線ダメージによってコラーゲンは減少・劣化していきます。
コラーゲンの美容効果

肌の真皮層に多く存在するコラーゲンは繊維状のタンパク質で、細胞同士を支える足場のような構造を形成しています。この機能により、肌のハリや弾力が維持されます。
水分を保持する性質を持ち、乾燥から肌を守り、しっとり感をキープします。
コラーゲンは皮膚以外にも関与しており、健康的な髪や爪の維持にも役立ちます。
プラセンタとコラーゲンの違いを比較
どちらが優れているということではなく、その役割が根本的に異なります。
プラセンタは「生産工場を活性化」させ、肌が本来持つ美肌成分を生み出す力(細胞の再生力)を高めるのに対し、コラーゲンは「美肌の土台となる材料」を外から補給する役割を担います。
項目 | プラセンタ | コラーゲン |
|---|---|---|
成分の由来 | 胎盤エキス(多成分複合体) | 体を構成するタンパク質 |
主な働き | 細胞の再生・修復を促す | 肌のハリを保つ構造材 |
期待できる効果 | ターンオーバー促進、ハリ、くすみ改善 | ハリ・弾力アップ、乾燥対策 |
取り入れ方 | サプリ、注射、化粧品 | 食事、サプリ、ドリンクなど |
併用すると相乗効果が
期待できる理由
それぞれ異なる美容効果をもたらす成分ですが、併用することで相乗効果が期待できると言われています。
プラセンタが肌の土台を整え、コラーゲンがその上にハリと潤いを加えるため、両者を同時に摂取するとより総合的なエイジングケアが可能です。
併用することで、美容効果だけでなく健康面にも良い影響が期待できます。
プラセンタに豊富に含まれるアミノ酸やビタミン、ミネラルは線維芽細胞を活性化し、新たなコラーゲン生成を促す働きがあります。また、コラーゲンの摂取が関節や骨の健康をサポートするため、肌の若々しさと共に身体全体の健康を維持する効果が期待されます。
取り入れるときの注意点

どちらも食品やサプリメントは成分量が一定で、必要量を効率よく摂れるため、
必要な量を効率的に摂取できるのが特徴です。
コラーゲンは「低分子ペプチド」タイプ、プラセンタは「加水分解プラセンタエキス」など、吸収しやすい形を選ぶのがおすすめです。
どちらの成分も、1〜2週間で劇的に変わるものではありません。
ターンオーバー周期(約28日)を目安に、最低でも1〜2ヶ月は続けることがポイントです。
コラーゲンもプラセンタも、過剰に摂ったからといって効果が倍増するわけではありません。
特にプラセンタの場合、ホルモンバランスへの影響があるため、妊娠・授乳中の方は医師への相談が必要です。
インナーケアを効果的にするためのポイント
プラセンタやコラーゲンのような美容成分は、体の仕組みをサポートする“補助役”です。
肌の基礎を整えるには、次のような生活習慣も欠かせません。
- バランスの取れた食事
(たんぱく質・ビタミンC・鉄分) - 十分な睡眠とストレスケア
- 紫外線対策と保湿ケア
こうした習慣と合わせて摂取することで、プラセンタもコラーゲンも本来の力を最大限に発揮します。
まとめ
プラセンタとコラーゲンは、どちらも美肌に欠かせない成分でありながら、その役割は根本的に異なります。
しかし、この二つの成分を併用することで、「生み出す力」と「材料補給」を同時に強化でき、ハリ・ツヤのある肌づくりにつながります。
肌状態やライフスタイルに合わせて、これら二つの成分を上手に取り入れ、総合的なエイジングケアを始めてみましょう。

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よくある質問(Q&A)
プラセンタとコラーゲン、どちらを摂ればいいの?
併用すると相乗効果が期待できます。
プラセンタはどのくらいで効果が出ますか?
体のターンオーバー周期に合わせ、約1〜2ヶ月の継続摂取で変化を実感する方が多いです。
プラセンタは動物由来と植物由来、どちらがいい?
美容効果を重視するなら、動物由来のプラセンタがおすすめです。
植物性プラセンタは“胎盤”由来ではなく、主に発芽エキスなどの成分で構成されており、
栄養サポートはできますが「成長因子」は含まれません。
よりエイジングケア目的なら、動物性を選ぶとよいでしょう。
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三浦 直美 医師
皮膚科 / 産婦人科(産科/婦人科)
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