
脂性肌(オイリー肌)は、皮脂分泌が過剰な状態の肌質。
テカリやベタつきに加え、毛穴詰まりやニキビに悩む人が多いのが特徴です。
今回は、脂性肌にニキビができやすい理由や、正しいスキンケア・生活習慣のポイント、治療法(市販薬・皮膚科治療・内服薬)まで、わかりやすく解説します。
脂性肌とは?
皮脂と水分が多めの肌
脂性肌は、皮脂腺が活発に働いているため、皮脂量が多く、Tゾーンや小鼻まわりがテカりやすいのが特徴です。
見た目のベタつきだけでなく、毛穴が詰まりやすくニキビができやすい状態でもあります。
皮脂が酸化すると、毛穴の詰まりや黒ずみ、炎症が起きやすくなります。
また、空気中のホコリやPM2.5などが皮脂にくっつきやすく、肌への刺激も大きくなります。
当てはまる項目にチェックを入れてみてください!
1つでもチェックがついたら、皮脂・毛穴ケアの始めどきです。
脂性肌の特徴
脂性肌の主な原因とは?
ホルモンバランスの乱れ
思春期・生理前後・ストレスなどは、男性ホルモン(アンドロゲン)の影響で皮脂分泌が急増します。これがニキビ発生に直結します。
食生活の乱れ
糖質や脂質の多い食事は、インスリンの分泌を促し、皮脂腺を刺激します。ジャンクフードや甘い物の摂りすぎは要注意です。
睡眠不足・ストレス
睡眠や精神状態はホルモン分泌に大きく影響します。睡眠不足やストレスは皮脂分泌を活性化させてしまいます。
肌の乾燥(インナードライ)
「乾燥=脂性じゃない」と思われがちですが、実は乾燥によって皮膚が皮脂を補おうとし、逆に皮脂が過剰に分泌されることも。
遺伝的体質
皮脂腺の大きさや働きは遺伝的な要素が強く、親が脂性肌の場合、子どもも同じ傾向になりやすいです。
脂性肌にニキビができやすい
3つの理由

過剰な皮脂分泌
毛穴に皮脂が詰まり、アクネ菌が増殖、そこから炎症が起こりニキビに発展します。
古い角質の蓄積
ターンオーバーが乱れて角質が溜まりやすく、毛穴を塞ぎやすくなります。
間違った洗顔
洗いすぎやゴシゴシ洗いは肌を傷つけ、逆に皮脂分泌を増やす原因に。
※脂性肌でも「優しく」「適度な回数」で洗顔するのが大切です。
脂性肌の正しいスキンケア方法
洗顔:1日2回、泡で優しく洗う
・朝・晩の2回が基本です
・しっかり泡立てて、肌をこすらず“泡で洗う”意識が大切です
・洗顔後はすぐ保湿しましょう。
保湿:油分少なめ&水分多めのケアを
・「脂性肌=保湿不要」はNGです!
・水分不足が皮脂を呼ぶため、油分の少ないジェル・化粧水で水分補給を。
・ビタミンC誘導体配合の化粧水は皮脂コントロール&抗炎症効果がありおすすめです。
日焼け止めは必須
・紫外線は皮脂分泌を促進し、酸化皮脂=毛穴トラブルの原因に。
・SPF30以上・PA+++の日焼け止め・ノンコメドジェニック処方の日焼け止めを選びましょう。
・ベタつきが苦手な方には、ジェルタイプやスプレータイプが◎
よくある質問
脂性肌は年齢とともに改善しますか?
一般的に年齢とともに皮脂分泌は減少しますが、個人差があります。 適切なケアを続けるようにしてください。
脂性肌でも保湿は必要ですか?
はい、必要です。 適切な保湿は皮脂分泌のバランスを整えるものです。 油分の少ない製品を選びましょう。
脂性肌のメイクのポイントとは?
化粧前にお肌を冷やしたり、油分の少ないベースメイク製品を使い紫外線対策を徹底しましょう。
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目白ホワイトクリニック
三浦 直美 医師
皮膚科 / 産婦人科(産科/婦人科)
クリニックについて
美容医療、内科、産婦人科、歯科を展開する目白のクリニック。オンライン診療も行っており、年間数万人の患者を診察している。
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